2016.04.20[水]
医学生向け

2016.04.19狭山サポートセンター学習会報告

 4月19日夜、近大狭山キャンパス付近の医学生サポートセンターでは医学生むけに熊本地震についての学習会を実施しました。

 

 一般紙や地元ニュースなから把握できる地震の詳細な被害状況、発生している数々の諸問題。そして、私たち民医連の仲間である熊本の医療機関などから届けられる情報をもとに作成した医療機関での発生後5日間の詳細な被害状況や課題を伝えました。

  現地で求められること、医療人として求められることを出し合った時、最初は漠然としたイメージで考えていた熊本地震も、私たちが属する医療にスポットを当てて考えることで、いずれも想像を超える被害状況を前に「透析が困るのでは?」「今は病院に来れてない人がいて、後から増えるんじゃ?」等と具体的なディスカッションで深めました。あらためて医療人であることの自覚ができたようでした。

 私たち民医連の事業所は、熊本で被災された方やその事業所への支援に向けて、専門職や物資の派遣などと日々進展の途上です。困っている人のもとに、駆けつけよう!そんなたくさんの声で進められる支援に、これからも注目し、医療機関としてのどのように関わっていくのかを医学生の皆さんにも、学習会や企画を通して発信していければと思います。支援の輪が広く長く知らせられればと思います。

大阪民主医療機関 医学生担当